手持ちの預金口座で眠っているのはありませんか?
10年以上使っていない預金口座は休眠口座となり使うには手続きが必要になります
金融機関によっては現金で引き出せるか、そのまま預金口座が使えるか違ってきます
最近では取引が2年以上ない「未利用口座」には口座管理手数料が課せらる金融機関もあります
例えば
三井住友銀行では、2021年4月以降に開設した口座で複数の条件が満たされた場合、手数料を年1,100円(消費税込み)
三菱UFJ銀行では、2021年7月1日以降に開設した口座が対象で、年間の手数料は1,320円(消費税込み)
自分のお金ですが使わずに放置していると手数料を取られる世の中になってしまいました
反対にこれから必要かと通帳を作っても通帳発行手数料が取られるところもあります
作った時だけなら発行時の手間や紙代でわかる気もしますが、年間費がかかる金融機関もあります
手数料や年間費がかかるので厳選し、預金口座を整理した方がいいでしょう
口座解約前に必要なこと
現在使っている口座に預金があれば引き出し、残高を0円にします
アプリで解約が出来る金融機関(三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行等)はアプリをダウンロードする
休眠口座の場合は銀行によりますが、住民票が必要になってきますのでお持ちの金融機関で確認が必要になります
旧姓の口座の場合は名義変更をするので旧姓の載っている戸籍謄抄本が必要になります(アプリだと必要なく出来ます)
金融機関によっては予約優先のところもありますので来店予約をすることをおすすめします
窓口での解約
来店に必要なもの
- 通帳
- 届け印
- キャッシュカード
- 本人確認書類(運転免許書、マインナンバーカード、保険証など)
届け印が見つからない時
休眠口座などで届け印が見つからない時は、紛失届けの手続きも必要になります
顔写真のある身分証明書ではすぐに出来ますが顔写真がない身分証明書では住民票が必要になったり、他に手続きを踏むことになりますので金融機関で確認が必要です
アプリで解約
大手の金融機関はアプリでの解約を推奨しているようです
ダイレクトの登録が必要になりますが、5分ほどで終了するので家にいて金融機関の閉まっている時間でも出来るのはいいですね
どのアプリにもログイン>メニュー>各種手続で口座解約で順に進めていきます
近くに解約したい銀行の店舗がない場合
引っ越しなどで近くに同じ銀行がない場合は、最寄りの銀行で「取立」という形で解約が出来ます
銀行によって手続きに必要な書類が異なるのでホームページ等で事前に確認をしてください
預金は手続きの行った銀行で受け取ることが出来ます
他銀行からだと1000円ほどの手数料が取られるところもありますので要注意です
最後に
今回解約にあたって、実家に私の旧姓の口座があることが発覚しました
何年も使っていない休眠口座なので窓口で必要書類を聞き、市役所へ戸籍謄本をもらいに行きました
戸籍謄本があったので、現在も使っている口座で1冊だけ旧姓のものがあったのもこの機会に名義変更をしてきました
年間費がかかるけど、家計費を分けて管理したいという方は住信SBIネット銀行がおすすめです
ネット銀行で通帳はありませんが、10口座を一つで管理出来ます
終活で身の回り整理や断捨離に口座解約は早めがいいと思います
何事も身分証明書は必要になってきます
免許書を持っていない人はマイナンバーカードがあると顔写真入りなので便利です
コンビニで住民票や戸籍謄本が窓口より100円安く取ることができますよ
参考になればと思います
コメント
休眠口座ってホント管理が大変ですよね
口座解約の方法って他にも他行から遠隔で閉じる方法もあるのご存じですか?
遠方であるなど来店ができない理由がある場合メガバンクでは、取立と言う
手続きを使って手数料を支払うことで他行からも閉じることが出来るんですよ!
口座解約は自分が体験した分だけだったので、遠方で出来ない方の分は調べてませんでした。取立の手続きというのがあるんですね。調べて追記出来るようにします。情報ありがとうございました。